jul 28, 1936 - スペイン内戦
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1936年から1939年まで第二共和政期のスペインで発生した内戦。ファシズムと共産主義の代理戦争の場となった。
1935年8月ソビエト連邦が社会民主主義政党を当面の敵としていた従来の社会ファシズム論を改めたことで1936年1月に結成、同年2月20日の総選挙における僅差の勝利で成立したマヌエル・アサーニャ率いる共和主義左派、スペイン社会党(PSOE)、スペイン共産党(ソ連コミンテルン指導下)、マルクス主義統一労働者党(POUM、トロツキスト)、労働総同盟(UGT)など共産主義者・社会主義者・社会民主主義者・無政府主義者ら無神論者を中心に構成される人民戦線政府と、フランシスコ・フランコを中心とした軍人・右派・カトリック教会支持者・王党派の反乱軍(ナショナリスト派)とが争った。
同年7月のフランコ将軍の反乱から内戦は以後に人民政府が敗北するまで2年8ヵ月続いた。反ファシズム陣営である人民戦線をソビエト連邦、メキシコが支援し、「カタロニア賛歌」を描いたジョージ・オーウェルなど欧米市民知識人らも数多く義勇軍として参戦、逆にフランコをファシズム陣営のドイツ、イタリア、ポルトガルが支持・直接参戦するなど共産主義と敵対した。
外国からの支援はソ連のモノが大多数を占めたことでヨシフ・スターリンの指示に従うスペイン共産党の人民戦線内の影響力が強まり、元来左派であった共和国政府側は急進的に共産化・スターリニズム化でレフ・トロツキーの支持者と見なしたPOUMを中心に他派閥の粛清や敵自陣営問わない苛烈な処刑までし出したために戦力と士気が減少、非スターリニズム派の左派、中道派自体が離れるきっかけにもなった。
ソビエト連邦共産党の腐敗と横暴に絶望しながらも、多くの外国人義勇兵らは食糧も武器もなく肉弾戦に投入されて殲滅された。逆にナショナリスト派は王党派とファランヘ党が合併し、新ファランへ党を結成、「ファシズム」と「カトリック」という二本の柱に基づいて団結していた。そのため、後にソ連がスペインの共産化を恐れる英仏米が不干渉を取っている中で劣勢になっていく人民戦線を見限ってスペインでの勝利を放棄し、対日戦に備えて中国共産党支援に軸を移すと戦況は決したものとなった。
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